高3限定、2巻が発売されましたね。
帯に笑ってしまいました。
ホラー漫画だったんだ、これ!!!
純粋に恋愛漫画のカテゴリーだと思ってた。
高3限定 2巻
(POE BACKS Babyコミックスextra) 梶本レイカ
■あらすじ
高校3年生の小野耕平は〝高3限定″と呼ばれるルールにより、
担任のイケダと1年間だけのセックス契約を結ぶ。
しかし肉体のみの関係に小野が満足出来ず、イケダに愛を伝える。
イケダは恋人として小野を受け入れ、2人は一時の幸福を味わうが、
明かされていくイケダの情報に小野は疑問を抱き始める。
日本の医療では叶わない精巧な義眼、繰り返される長期の治療。
イケダの傷は何が原因なのか。
そして小野は世にも奇妙な悪夢へと誘われていく。
≪収録作品≫
■高3限定
■あなたに誉められるととても嬉しい(描き下ろし)
■花篝り(描き下ろし)
■あとがき(描き下ろし)
1巻に引き続き・・・という感じですね。
自分の読み、甘すぎました。(笑)
次が最終巻らしいです。
正直、もう終わりなの!?という気持ちです。
わたしの中ではまだ繋がっていない部分が
どんなふうに回収されるのか楽しみでもあります。
以下ネタバレです。
イケダの本当の名前が“松原ユリ”だとわかります。
1巻の土屋の日記で
『1番ゆりちゃん』って書かれてますし、
イケダさんが今ひとりしかいないって言ってるところで
ゆりちゃん=イケダイクミ
というのは何となく気付いていたのですが。
でもこれも本名か怪しいんですよね。
最後の方でお嫁さんになるって言ってた
ゆりせんせーが“ユリ”だからなにか関係がありそうです。
(深読みしすぎ?(笑))
気になる理由はもう一つあって、
イケダが本名を名乗ったときに
『どうして先生のお母さんは、そんな名前を選んでしまったのか…』
という文があるんです。
先生とは、小野から見た先生であるイケダ
のことなのか、
イケダからみた先生である“ゆり先生”のことなのか。
そんな名前とはどういう意味なのか。
この言葉が本名かどうかに関わっていそうな気がしました。
『高3限定』は実験?に使われていたイケダさんたちの中で
一番になれた人に与えられる称号のことかな?
それならトミーが
『高3限定』という言葉を知っていた(使った)のはどうして?
あの裏ビデオを見たから?
イケダがいる年といない年があるのは
治療しているから?
先生になったのは“ゆり先生”と関係ある?
土屋の日記に出てきた飼土さんも登場しました。
飼土さん中指切れちゃったよ!!!
敷地外に出ろってことは、
敷地内ならイケダの願い事はなんでも叶うってことですよね。
だから小野の名前が土屋に変わっていたし、
死んだはずのカマボコも生き返ったのか。
裏表紙の、
『親友を取り戻したかった嘘吐き』
という言葉がぐっときました。
トミーは事情を知っているからこそあんな態度だったり、
1巻でのトミーの証言だったりしたのかなー。
トミーの優しさ?
トミーは一貫してイケダのことを“気味が悪い”とか、
“バケモノ”とか言ってます。
トミーの見えているイケダの姿と小野が見えているイケダの姿
同じ姿なのでしょうか。
読んでる側はまだまだ謎ばっかりです。
何より小野が見てる夢が怖すぎます…!
こんなの寝苦しいってレベルじゃない(笑)
カバー下にイケダ(子ども)とコダマみたいなのがいる!
3巻はいつ発売になるんでしょうか。
1巻から2巻までのスパンが短かった分、
3巻が余計に待ち遠しくなりそうです。
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