個人的に、山中ヒコさんの2009年以降の話は
え、これで終わり!?もっと続き読みたい!
と思うような終わり方のものが多いです。
わたしは基本的に両思いならイチャイチャして終わってほしい派なのですが
ヒコさんの話は、そうでなくても魅力的に感じる不思議な力があります(笑)
今回の『ギブズ』の終わり方は、
ヒコさんらしさが全面に出ていると思いました。
ギブズ
(ディアプラス・コミックス) 山中ヒコ
■あらすじ
目覚めると土の中にいて、知らない男に抱きしめられていた。
男の名前は原田。
自分は一切の記憶をなくしていた。
ヤクザだった過去と田中始という名前。
組同士の抗争で殺されかけたことを知った始は、
同じ組の構成員だった原田に匿われることになる。
だが原田は「あんたはおれの恋人だった」
と言って、強引に始を抱き…?
≪収録作品≫
■ギブズ
■その後(描き下ろし)
■あとがき
ヤクザものはBL漫画ではありがちな設定ですよね。
そこを、主人公が記憶喪失になることで
ありがちなヤクザものとは違った視点で話が進んでいくところが
面白いです。

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