タイトルが最近のラノベのようで
ついつい気になって手にとってしまった一冊です。
表紙買いで久しぶりに当たりを引きました。
このおれがおまえなんか好きなわけない
(H&C Comics ihr HertZシリーズ 131)
緒川千世
■あらすじ
昔から町で評判の美少年・藤間大成。
周りに甘やかされて、わがまま放題に育ってきた
大成の人生には、唯一の汚点がある。
それは中学のときのクラスメイトだった
御徒町啓太の存在だ。
そんな大成と御徒町が、ある日、
3年ぶりに再会。その日から大成の復讐大作戦が始まった！
……なのに、おかしいぞ。
御徒町のことなんて大嫌いなはずなのに、
ドキドキして大成の頭はまともに働かない。
まさか、この俺があいつを好――！？
≪収録作品≫
■このおれがおまえなんか好きなわけない
■おまけの二人～俺の本気を見せてやるぜ～ （描きおろし）
話は王道というか、以外な展開はありませんでした。
想像通りに進むという点では、安心して読み進めることができました。
以下ネタバレあります～！
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話の内容は、
受けが攻めに復讐しようとして近づく
↓
攻めに惚れる（惚れていると気付く）
↓
攻めも受けのことが好きだった！！！
↓
復讐しようとしていたことを攻めに知られる
↓
両想いでハッピーエンド❤
という流れでした。
BLでよく見る展開です。
途中で、
攻めに昔からずっと好きな人がいる
↓
実は受けのことでしたｗｗｗｗ
という、これまたBLでは鉄板な内容も入りつつ
ストーリーが進んでいきます。
ストーリーが凝っていない分、笑えるネタ要素が多いので
楽しんで読めました。
受けの喜怒哀楽が激しく、そこも見どころです。
ただ、攻めのいとこが攻めのことを好きという設定は
いらなかったような気がします。
個人的に、あの2人は家族愛の方が良かったです。
全体的には攻めと受けの対比が面白く、
1人で奮闘している受けが可愛らしかったです。
話も飽きることなく読むことができました。
お勧めの漫画です。
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